何にいくら使っているか把握して貯金できるようになりたい
このような要望を叶えるために
支出を把握するべき理由
支出を把握する3つの手順
データを集めている間にやるべきこと
世間の支出事情と比較
支出の把握をしていないせいで「今月も貯金できなかった」という事情を防ぐためにも、本記事が参考になれば幸いです。
支出を把握するべき理由
それはムダ使いに気づいて貯金できる家計をつくり、旅行に行きたい・欲しいもを買いたいといった「あなたの願いを叶える」ためです。

願いを叶える準備ってことだね
では手順を見ていきましょう。
支出を把握する3つの手順

①日々の支出データを残す
始めにやるべきは「支出データを残す」ことで手段はノート、Excel、アプリ何でも構いませんが、以下のデータを毎日残します。
日付(いつ買ったか)
内訳(どんな支出に使ったか)
金額(いくら使ったか)
店舗名(どこで買ったか)
用途(何のために使ったか)
どうやって記録するか例を見てみましょう。
日付 | 内訳 | 金額 | 店舗名 | 用途 |
---|---|---|---|---|
〇/△ | 食費 | 1,980円 | ○○スーパー | 日々の食費 |
〇/△ | 食費 | 3,000円 | ○○亭 | 飲み会 |
〇/△ | 日用品 | 2,450円 | ○○ドラッグ | 身だしなみ |
このように「いつ、どこで、どんな時に、なぜムダ使いをしてしまうのか」あとで分析できるように記録すると良いです。

でも多くのデータをノート、Excelで残すのは大変ですね…
そこで当ブログでは家計簿アプリの利用を推奨していて理由は以下の通りです。
レシート読み取りで簡単に入力できる
カード決済は連携すると入力不要
データの集計が自動でできる
自分専用のカスタマイズができる…など
つまり簡単にデータの収集と分析ができ「細かな作業が苦手な人」でも実践できます。
参考:おすすめ家計簿アプリ3選
づぎに集めたデータの使い道を見ていきます。
②内訳ごとに集計して分析する
この作業は大変そうに感じますが、先ほど紹介した家計簿アプリを使えば簡単にできます。
というのもアプリには「内訳ごとに自動集計する機能」があり、あとはムダな支出がないか確認するだけだからです。

ちなみにグラフ化も自動で行えます。

そして確認すべきは「固定費と悪い習慣」で金額の大きいものからチェックすると良いです。

チェックは手順③の後でも大丈夫だけど必ずやろうね!
参考:固定費削減に役立つ8本の動画
貯金できない人がやめるべき4つの習慣
③予算内に収まったか確認する
見直すべき点を改善したら支出金額が予算内(生活費)に収まっているか確認します。
今月の生活費(使えるお金)
今月の支出合計(集めたデータ1か月分)
ちなみに生活費とは収入から貯金するお金を引いて残った金額のことで、式に例えると「収入-貯金=生活費」となります。
公式が準備できている人は計算してみて、出た答えがプラスなら上手く家計管理ができています。
どの生活費を削るか?予算の見直しが必要
より詳しい内容は下記が参考になります。
①支出データを家計簿アプリに残す
②内訳ごとに集計して分析する
③予算内に収まったか確認する
データを集めている間にやるべきこと

手順はわかって貰えたと思いますが、データを集めるには1か月以上の時間が必要で、それを待っていたらお金が尽きてしまう人もいるでしょう。
そこでデータを集めている間にやるべきことをご紹介します。
2つの支出を洗い出す
洗い出すのは「月払い・年払い」で発生する2つの支出で、ある共通点があります。
洗い出しが簡単にできる
1度見直すだけで作業が終わる
毎月(毎年)節約効果がある
つまり簡単に手を付けることができ、1度見直すだけで生活を楽にしてくれる支出です。

細かな節約より効果が見込めるね
どんな支出があるか見てみましょう。
定額サービス(サブスクなど)に関する費用
水道光熱に関する費用
通信に関する費用
保険に関する費用
住宅に関する費用
クレジットカードの年会費…など
では実際にあなたが毎月(毎年)使っている費用をすべて書き出してみましょう。
サービスの利用を見直す
書き出しが終わったら下記項目をチェックしながら、そのサービスが本当に必要か考えます。
今の生活に合ったサービスか?
重複したサービスを利用していないか?
利用頻度の少ないサービスはないか?
費用の安いサービスに乗り換えられないか?
1つでも当てはまったら利用を見直しましょう。

人によっては2~5万ほど節約できるよ
もし1人で見直しができない場合はこちらのサービスが役に立ちます。
お金に関する13の悩みを「プロの専門家」に無料相談できるサービスを紹介
- 生活に関する家計相談
- ゼロから始める貯金の相談
- 将来に備える老後資金の相談 …etc
さまざまな悩みを解消できます
\ あなた専用のプランが作れる /
サービスについてはこちらが参考になります。
世間の支出事情と比較


世間の支出事情を知ることで、あなたの支出が多いか少ないか「比較」することができます。


平均値のため参考程度に見てね
※支出データは「一般的な生活費の内訳は? 家族構成別に見る一ヵ月の平均支出と家計の見直し方」より引用
1人暮らしの支出
1人暮らしの平均生活費は「15.2万円」です。
項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 36,400円 |
住居費 | 38,426円 |
水道光熱費 | 7,693円 |
家具・家事用品代 | 4,407円 |
被覆及び履物代 | 5,497円 |
医療保険費 | 3,268円 |
交通費 | 3,604円 |
自動車関連費 | 6,670円 |
通信費 | 8,811円 |
教育娯楽費 | 18,880円 |
その他 | 18,920円 |
支出合計 | 152,576円 |
2人暮らしの支出
2人暮らしの平均生活費は「25.5万円」です。
項目 | 1カ月の支出 |
---|---|
食費 | 77,264円 |
住居費 | 18,545円 |
水道光熱費 | 19,458円 |
家具・家事用品 | 10,357円 |
被覆及び履物代 | 6,474円 |
医療保険費 | 14,821円 |
交通費・自動車関連 | 23,118円 |
通信費 | 10,858円 |
教育娯楽費 | 21,740円 |
その他(小遣い、交際費など) | 52,730円 |
支出合計 | 255,365円 |
4人暮らしの支出
4人暮らしの平均生活費は「31万円」です。
項目 | 1カ月の支出 |
---|---|
食費 | 87,701円 |
住居費 | 15,319円 |
水道光熱費 | 24,121円 |
家具・家事用品 | 13,919円 |
被覆及び履物代 | 12,095円 |
医療保険費 | 12,778円 |
交通費・自動車関連 | 30,202円 |
通信費 | 16,807円 |
教育娯楽費 | 54,991円 |
その他(小遣い、交際費など) | 48,100円 |
支出合計 | 316,033円 |
あくまで平均値のため一概には評価できませんが、支出の目安になれば幸いです。